旅好きの皆さん、こんにちは!旅おじです。
今回は車で2025年8月15日〜16日の2日間で巡った岡山1泊2日旅行の様子を、詳しい観光情報とともにお届けします。
岡山といえば「晴れの国おかやま」と呼ばれるほど天候に恵まれた土地で、歴史的建造物や美しい街並み、グルメも豊富。倉敷美観地区・後楽園・岡山城・吉備津神社・鬼ノ城など、有名観光地を1泊2日で効率よく回れるのが魅力です。
この記事では、実際の旅の流れを追体験できるようにしつつ、アクセス方法・所要時間・営業時間・グルメ情報なども整理しました。「岡山旅行1泊2日モデルコース」を探している方に参考になればうれしいです!
1日目(8月15日):歴史と美観をめぐる岡山観光
鬼ノ城(きのじょう)
最初に訪れたのは、古代山城として知られる鬼ノ城。
飛鳥時代〜奈良時代に築かれたとされ、日本100名城にも選ばれています。伝説では「温羅(うら)」という鬼が住んでいたとされ、「桃太郎の鬼退治」のルーツともいわれています。
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アクセス:岡山駅から車で約40分。駐車場あり。公共交通機関の場合、バス+徒歩が必要でやや不便。
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所要時間:散策は1〜2時間程度。山道が多いため歩きやすい靴がおすすめ。
実際に行ってみると、木野町から正門までの道はかなり険しく、車の運転にも注意が必要でした。今回は正門までしか行きませんでしたが、それでも十分見応えがあります。特に西門からの景色は圧巻で、山並みが幾重にも重なり、冬の澄んだ空気の中で遠くまで見渡せました。無料でこれほどの歴史と景観を楽しめるのは驚きです。
想像より険しめの道のりでした(;^ω^)
岡山の待ちが一望でいて、とても景色がキレイでした🏔
駐車付近に資料館や、マップなどを置いている施設がありあるので、先に資料館を見てからの方がより一層楽しめます!!♪
無料とは思えないくらいり内容が充実していました!
備中高松城跡
続いては、戦国時代の重要な戦いの舞台となった備中高松城跡。
豊臣秀吉が「水攻め」という戦法で攻め落とした城として有名で、城主は清水宗治でした。宗治の辞世や自害の場面は歴史書やドラマでも描かれています。
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アクセス:岡山駅から車で30分。最寄り駅はJR備中高松駅で、徒歩約10分。
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見どころ:水攻めをイメージした堀跡、清水宗治公の慰霊碑、無料の資料館。
静かな城跡には、当時の戦いを偲ぶ碑や説明板が整然と残っており、歴史を肌で感じられます。資料館では、秀吉の巧妙な戦術や、宗治の武士としての生き様を学ぶことができました。歴史好きには必訪スポットです。
最上稲荷の大鳥居
次に立ち寄ったのは、日本三大稲荷の一つに数えられる最上稲荷山妙教寺。
そのシンボルである大鳥居は、1972年に建立されたもので高さ27.5m、総重量2,800トンという日本最大級の規模を誇ります。
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アクセス:岡山駅から車で約20分。参拝者用駐車場あり。
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特徴:仏教寺院でありながら鳥居がある珍しい形態。神仏習合の象徴的存在。
2014年には鮮やかなベンガラ色に塗り直され、青空に映える姿は迫力満点。遠くからでも存在感があり、近づくと圧倒されます。思わず車を停めて写真を撮りたくなるスポットでした。
吉備津神社
午後に訪れたのは、岡山を代表する古社吉備津神社。
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特徴:本殿は国宝に指定され、日本で唯一の「吉備津造(きびつづくり)」様式。
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歴史:室町時代の1425年に再建。桃太郎伝説のモデルとされる「温羅伝説」とも深い関わりを持つ。
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見どころ:400m以上の回廊、御釜殿の「鳴釜神事」、壮麗な本殿。
境内は広大で、荘厳な雰囲気に圧倒されました。
吉備津神社は、2021年に公開された映画『燃えよ剣』(司馬遼太郎原作、岡田准一主演)のロケ地としても知られています。国宝の本殿や荘厳な回廊は、映画の中でも時代の重みを伝える舞台となっていました。実際に訪れて歩いてみると、スクリーンで観たシーンと重なり合い、不思議な感覚を味わえました。映画ファンや歴史好きの方には特におすすめです。
恒例のおみくじを引くと、広島に続いてまさかの「凶」!思わず笑ってしまいましたが、これも旅のスパイスになりました。
広島につづき2回連続の凶・・・(笑)
倉敷美観地区
夕方は今回のハイライト倉敷美観地区へ。
江戸〜明治期の街並みが残る観光地で、重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
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アクセス:岡山駅からJRで約15分の倉敷駅下車、徒歩10分。
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見どころ:白壁の蔵屋敷、なまこ壁、柳並木、運河沿いの川舟。
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グルメ:岡山フルーツを使ったパフェ、ジュース。倉敷デニムをテーマにした「デニムストリート」では、青いデニムソフトやデニムまんが名物。
注意点:多くの店が14時頃で一旦閉店し、夕方再オープン。夜は20時前後に閉まるので、夕食利用は早めの行動がおすすめ。
街歩きをしながら岡山フルーツのパフェやジュースを楽しみ、デニムストリートではデニム製品や青いデニムソフト・デニムまんといったユニークなグルメにも挑戦。さらに岡山といえば忘れてはいけないのが桃太郎伝説。美観地区には「桃太郎のからくり博物館(桃太郎館)」もあり、昔話の世界をユーモラスに体感できます。大人でも童心に返って楽しめる展示が多く、観光途中の立ち寄りスポットとしておすすめです。
実際に歩くと、街全体がフォトジェニックで、どこを撮っても絵になる雰囲気。食べ歩きしながら散策するのが最高でした。
夜ごはんとバー
夕食は地鶏と鮮魚 ふじ子で、新鮮な魚介と地鶏料理を満喫。どれも丁寧に作られていて満足度が高いお店でした。
その後はBar モスグリーンへ。趣ある店内で、気さくなマスターがリクエストに応じて特製カクテルを作ってくれました。倉敷の夜を締めくくるのにぴったりの体験でした。
2日目(8月16日):名園と名城をめぐる岡山定番観光
後楽園
2日目は日本三名園のひとつ後楽園からスタート。
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アクセス:岡山駅から路面電車で城下駅下車、徒歩10分。
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見どころ:大名庭園の典型。広い芝生、池、築山、茶室。岡山城を借景にした景観は必見。
冬の澄んだ空気の中で歩く庭園は清々しく、どこを切り取っても美しい景色が広がります。
岡山城(烏城)
後楽園と隣接する岡山城も外せません。
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特徴:黒い外観から「烏城(うじょう)」と呼ばれる。再建天守の内部は博物館として開放。
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見どころ:最上階からの岡山市街の眺望、甲冑体験、戦国時代の展示。
戦国時代から江戸期にかけての岡山の歴史を学べ、観光の締めにぴったりでした。
岡山グルメとお土産
昼食は岡山名物づくし。
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デミカツ丼:ソースカツ丼とは違う、デミグラスソースをかけた岡山独自の味。
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白桃スイーツ:フルーツ王国岡山ならではの一品。
お土産はきびだんご、マスカットや白桃を使ったスイーツ、倉敷のデニム雑貨など。旅行の余韻を家に持ち帰るのにぴったりです。
まとめ
今回の2025年8月15日〜16日の岡山1泊2日旅行は、
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1日目:鬼ノ城 → 備中高松城 → 最上稲荷大鳥居 → 吉備津神社 → 倉敷美観地区 → 夜は「ふじ子」と「Barモスグリーン」
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2日目:後楽園 → 岡山城 → 岡山グルメ&お土産
という流れで巡りました。
岡山旅行1泊2日モデルコースとしては、歴史、景観、グルメがバランス良く詰まっており、初めての岡山観光にもおすすめできる内容です。
「晴れの国おかやま」は気候が安定しているため、四季を通じて楽しめます。春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は澄んだ空気と、季節ごとに違う魅力があるのもポイント。
短い日程でも充実感が得られる岡山旅行、ぜひ次の旅先に検討してみてください。
ではまた、次の旅行でお会いしましょう!!